淹れ方を変えてみる
渋みを強く感じる場合
お湯の温度を下げて淹れてみる
温度を下げて淹れてみてください。緑茶のように少し冷ましたお湯を使うと渋みが控えめになります。
沸騰時にピューっと鳴るやかんであれば、注ぎ口から白い湯気が出始めたあたりで80度~90度くらいの温度になります。
水出しする
少し多めの茶葉(ティースプーン山盛り)、ティーバックならカップ2杯分弱で2つ使用します。
水と茶葉を合わせて冷蔵庫で2時間~6時間ほど置きます。
どの茶葉もお湯で淹れた時とは違った雰囲気が楽しめます。
色が濃くて苦い場合、色も味も薄い場合
色が濃すぎる、苦い場合は→「水道水」と硬水天然水「エビアン」を1:1で混ぜた水
色も味も薄い気がする時は→「南アルプス天然水(軟水)」
上記の水に替えて淹れることでお住まいの地域の水道水の硬度とそのミネラルのバランスと茶葉の相性の問題を解決できると思います。
例えば、トワイニングはイギリスの会社の紅茶なのでイギリスと同じ硬度の高めの水、ご自宅の水道水よりもエビアンで淹れた方が美味しくなる可能性が高いです。
日本で展開されているメーカー(日本で売ってるリプトンはリプトンジャパン)は日本国内の水(軟水)で淹れることを想定して茶葉を選んでブレンドされている可能性が高く、軟水で淹れることでメーカーが意図した味と香りが出せると考えます。
水道水の硬度について
水にはミネラル含有量の多い少ないを表す「硬度」というものがあります。日本の水道水は主に軟水ですが、地域によっては水道水の硬度が高い場所があります。ちなみに関東地方は平均よりも少し高めです。
引っ越ししたらいつも飲んでいたお茶の味が変わった、いつもの茶葉を旅行先で飲んだら味が違う事があるのは、硬度が違うためです。
南アルプス天然水が必要となるパターンである硬水地域は、日本では少数派です。
家の水回りが水垢が付きやすかったり水道水をそのまま(浄水器を通しても)ゴクゴク飲むのに抵抗がある味(市販の天然水の方が美味しく感じる)であったり、石鹸が泡立ちにくい(同じ石鹸が旅行先だと泡立つ)など日々感じる場合、硬水地域である可能性が高いです。
茶葉を消臭剤として利用する
もったいないことではありますが、どうしても飲みにくい茶葉は消臭剤としての活用をおすすめします。
下駄箱、お手洗い、シンク下などの場所に、適量を容器に入れて置いておくだけです。
私個人は、効果の高さが気に入り消臭剤が足りない時には飲み終わった茶葉を回収し乾燥させて消臭剤として利用しています。