出張先の休日に日帰り旅行に行きました。あまり疲れない程度でサクッと丸一日かからない観光コースとしてちょうど良さそうだったので大谷観光1日乗車券を利用してみました。
1日乗車券は、宇都宮東武ホテルグランデで購入できました。
関東自動車宇都宮駅前定期券センター、宇都宮市観光案内所でも買うことができるようです。(2018年現在)
1日乗車券の宇都宮市の公式サイトはこちら
乗車券を購入し、バスが来るまで時間があったので近くにあった神社に立ち寄りました。
宇都宮二荒山神社
歴史の勉強はスルーして訪れてしまいましたが、風に揺れる緑の音、虫の音も相まって癒やされました。
ぼうっとする頭でとりあえず理解したことは、昔々ここで参拝すれば下野国すべての神社のご利益があると言われていたという事。
↓バス移動
大谷資料館
神秘というよりは採掘場ロマン。ひんやりとして寒いので、
夏でも保温性のある羽織るものを持っていくといいです。
大谷資料館の敷地内にある「愛の泉」 恋愛成就で有名だそうです。
なんとこのときたまたま鳥が2羽石の上にとまっていました!大勢の方々の被写体になっていました。(まぁオスメスは分からない2羽ではありますが。)
大谷観音
チケットにセットで付いているから、と予定では特にノーマークでしたが個人的にはここが一番良かったです。チケットを見せて中に入るとガイドさんがいらして、一定人数ごとに案内をして下さいます。
写真NGだったので割愛しますが、中に入ると、空気感が違いました。音楽を聴いて気持ちが切り替わるような感覚。とても静かで心地良い空間でした。瞑想したときの、心の中がシーンと静かになっていく感じ。
その後近くにある公園へ。(バス待ち)バス停の場所が少しわかりにくかったです。早めにバス停の位置を確認してから休憩することをおすすめします。
↓バスで移動
JR宇都宮駅にも立ち寄ってみました。エキナカにスーパーが有りました。ちなみに東武宇都宮駅周辺はデパ地下はありますがスーパーは少し歩いた場所にドン・キホーテ(食料品取扱あり)がある感じです。
↓移動
カトリック松が峰教会
実は大谷資料館で見てきた採掘場の石材で作られています。住宅地を歩いていると発見。入ってもいいのだろうかと思わせる静けさがあり日と時間によっては、少し入りづらいときもあるかもしれません。周りは外国からいらしたであろう観光客が数人。遠くから聞こえる生活音も相まって静かで心地よい場所でした。
また、夜景ライトアップもあるそうですよ。
内部はどなたもいらっしゃらず。シンと静まり返った空間に背筋もしゃんと伸びる心地でした。室内をやさしく明るくしている窓からの自然光の感じもまた好き。
<おまけ>
ここまでかなりゆっくりと移動して午後14時くらいでしたので、歩ける範囲にあった宇都宮城址公園に行きました。
写真は入口です。中は広場になっておりイベントが開催されていました。 訪れた直後は思っていたよりも小規模だなと思いましたが(スミマセン)戊辰戦争でほぼ何もない状態になりそこからここまで復元されたのだそうです。
資料室がありジオラマなどもありました。展示をガン見しているとボランティアのゼッケンをつけたおじさんが歴史を解説してくれました。
専門用語が多く、疲労脳と日本の歴史の勉強が中学校以来の私にとってはいっぱいいっぱいでしたが…歴代城主について細かく語り、城にまつわる逸話のお話を面白おかしく話してくださったおじさんはとても楽しそうでした。私もこんなふうに仕事できる人間に成長したい。。。(しかもこの方はボランティアで無給で説明してくださっている)
おじさん曰く、大谷と二荒山神社、跡地と教会を押さえておけば宇都宮観光はだいたい制覇できているとのこと。そうか、ゆるっと訪れたが制覇できたのか…。
旅の振り返り
宇都宮の歴史を学び、感じる事ができる内容のツアーでした。
個人的には身体も頭も疲れていたためふらっとゆるりとした旅でしたが、とても心地よい場所が多く充実した時間を過ごせました。
歴史を学びにゆくもよし、ゆるりと宇都宮の風に当たるもよし、オススメです。